平成25年度 七飯町教育行政方針

1 はじめに

平成25年第1回七飯町議会定例会の開会にあたり、平成25年度の七飯町教育行政方針の概要について申し述べ、町議会の皆様並びに町民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
はじめに、昨年は、ロンドンオリンピックで日本人選手が38個のメダルを獲得し、山中伸弥・京都大学教授がノーベル医学生理学賞を受賞するなど、明るい話題があった一方で、学校でのいじめや教師による体罰が深刻化し、児童生徒が自ら命を絶つという痛ましい事件が大きく社会問題として取り上げられました。
これまでも、児童生徒の状況について、きめ細かな把握をし、他人を思いやる心や生命を尊重する心の大切さを深めていく教育を進めてまいりましたが、今後も教育現場は勿論のこと、学校、家庭、地域及び教育行政が一丸となって取り組んでいく必要があります。
今日、我が国においては、少子高齢化の進行や本格的な人口減少社会の到来、あるいは長引く景気の低迷による経済情勢の悪化など、教育を取り巻く環境は大きく変化し、教育基本法が改正されて以来、これまで様々な教育制度の改正が進められてまいりましたが、国は今年1月に教育再生実行会議を立ち上げ、いじめ防止対策基本法の制定、学校週5日制や「6・3・3・4制」の学制の見直し、教育委員会制度の抜本的な改革など、教育再生を経済再生と並ぶ日本の国の最重要課題と位置づけ、教育改革をさらに重点的に推進する考えであります。
 

2 教育改革

七飯町教育委員会は、次代を担う子どもたちが、社会の変化に柔軟に対応し、新しい時代を切り拓く力を身に付け、他人を思いやる豊かな心を育むことができるように、これまで教育の質を高めることや教育環境の整備充実に努めてまいりました。また、生涯教育においても、高齢化が進展する中、町民一人ひとりが生涯にわたって学び続け、健康で生きがいのある充実した人生を送ることができるよう、様々な学習や学習情報の提供に取り組んでまいりました。
教育は、豊かな人間性と創造性を備え、社会の発展に貢献する人間を育成するという「人づくり」の使命を担うものであり、このことは、今後いかに時代が変わろうと変わることのない普遍的なものであります。
このため、平成24年度において、教育基本法に基づき、本町の教育行政がめざすべき教育の基本的な方向性や、その実現のための施策を示した七飯町教育振興基本計画(以下「教育振興基本計画」という。)を策定いたしました。
教育振興基本計画は、先人の築いた北海道における西洋式農業発祥の歴史を持つ郷土に誇りを持ち、「人づくり」を基本に『町民がきずなを深め 生きる力を育み ともに学ぶまち七飯』という教育基本理念を掲げ、次の5つの教育基本目標を定めています。
 1 たくましく未来を切り拓く「生きる力」を培う教育に取り組みます
 2 豊かな心をもち生命や人権を尊重するあたたかい人を育みます
 3 学びがいがあり通いがいのある信頼される学校づくりを進めます
 4 学校・家庭・地域が手をとりあいすこやかな子どもたちを育てます
 5 町民が生き生きと学び続ける活力に満ちたまちづくりを推進します
七飯町教育委員会は、教育振興基本計画に基づき、学校教育の充実をはじめ、生涯学習の推進や生涯スポーツの振興、本町の豊かな伝統・文化の継承や文化財の保護など、引き続き新たな時代に対応した「人づくり」を柱に、子どもたちが夢と希望を持って健やかに成長できるよう、より一層の教育の振興を図り、一歩ずつ教育改革を推進します。
 

3 平成25年度の主要施策

平成25年度において、七飯町教育委員会が教育振興基本計画に基づき取り組む主な施策について申し上げます。
 

第1 開かれた教育行政の推進

町民の皆さんの信頼に応える教育の推進を図るため、教育委員会の体制の充実及び教育行政に関し、その権限に属する事務の管理及び執行状況の点検・評価を実施するとともに、積極的に教育情報の発信を行い、より開かれた教育行政の推進を図ります。
(1)教育行政の点検・評価の実施
 教育振興基本計画に基づき実施した施策について、教育委員会自ら点検・評価し、町民の皆さんに         
説明責任を果たすとともに、評価に基づいて成果や課題を共有し、工夫改善を行い、教育行政の充実を図ります。
(2)教育情報の発信
 教育行政の推進方策や幼児教育、学校教育及び生涯教育の教育活動などを積極的に情報発信するとともに、広報紙やWebページを活用し、広く町民の皆さんに教育情報の提供を行います。
 

第2 幼児教育の充実

幼児教育においては、家庭から幼児教育施設、幼児教育施設から小学校への教育の一体性を確保する取組や、保健福祉部門との機関ネットワークを活かすなど、より連続性のある幼児教育の推進を図ります。
(1)「生きる力」の基礎を培う幼児教育の充実
 幼稚園教育要領・保育所保育指針の趣旨及び内容等の周知徹底を図るとともに、子どもの発達や地域の実態に即した創意工夫のある教育・保育課程を編成し、計画的、継続的な指導の下、教育・保育内容の充実に努めます。
(2)家庭・地域との連携
 幼稚園・保育所(園)が地域の幼児教育施設として、家庭・地域との連携を進め、子どもたちが健やかに成長し健康的な生活を営むために必要な態度や食事、運動、睡眠、あいさつ等の基本的な生活習慣など「生きる力」の基礎を培う教育力の向上をめざします。
(3)小学校教育との連携・接続の強化
 幼稚園・保育所(園)と小学校の教職員が、幼児と児童の実態や指導のあり方、教育内容について相互に理解を深めるとともに、幼児期から児童期への発達に応じて円滑な移行を図るため、幼児教育と小学校教育との連携・接続の強化を図り、家庭(保護者)の子育てを支援します。
 

第3 学校教育の充実

学校教育においては、基礎学力の向上と児童生徒の健全育成、社会の変化に対応した教育の充実、道徳教育の充実・普及に努め、家庭・地域社会との連携の下、互いに信頼し合う学校づくりを推進し、児童生徒の「生きる力」の育成に努めます。
そのため、学校生活を営む上で必要な規律や学習習慣を身につけることを重んじるとともに、自ら進んで学習に取り組む生活習慣の定着化を図ります。
特に、全国学力・学習状況調査や全国体力・運動能力、運動習慣等の調査によって明らかとなった学校教育の最重要課題であります、児童生徒の学力向上及び体力向上対策については、重点的に取り組んでまいります。
(1)学校経営の充実
 学校評価等を生かし、教育課題解決のため、全教職員の創意が活かせる協働体制の確立に努めます。また、七飯町教育研究所と連携し、サークル研究活動の推進や町内授業公開研究会を開催するとともに、各種研修への積極的な参加等により教職員の資質向上に努めます。さらに、新学習指導要領の趣旨を生かした教育課程の適切な編成と実施に努め、児童生徒の知(確かな学力)・徳(豊かな心)・体(健やかな体)を育成するとともに、開かれた学校づくりを推進します。
(2)基礎・基本の確実な定着に向けた指導の充実
 児童生徒一人ひとりについて学習や生活習慣の課題を設定し、基礎・基本の確実な定着と活用する力を育てるとともに、言語能力を伸長し、「思考力」、「判断力」、「表現力」の育成を促進します。
 各学校においては、前年度に引き続き「学校改善プラン」の確実な実践と、全国標準学力テストの活用などによる理解や習熟の程度に応じたきめ細かな学習指導を行うとともに、長期休業等を活用した補充的・発展的な学習を実施します。また、新たにリーフレット「七飯町家庭学習のてびき」を児童生徒の各家庭に配布し、小学1年生から中学3年生までそれぞれの年代に応じた家庭学習の定着化を図り、基礎学力の向上をめざします。
(3)道徳教育の充実
 児童生徒の道徳性や発達段階及び家庭・地域の実態を踏まえ、教育活動全体を通して道徳教育の一層の充実を図るとともに、命を大切にする心や規範意識を重視するなど、実社会や実生活との関わりを大切にした「心の教育」の充実を図ります。
 そのため、いじめや差別など人権に関わる諸課題を正しく理解・認識させ、解決に向けた実践力を育てる人権教育、男女平等参画、「心のノート」の活用や思いやりの心を育む福祉施設の訪問などを推進します。
(4)生徒指導の充実
 大きな社会問題となった「いじめ」については、「いじめ」は決して許されないことであり、「どの子どもにも、どの学校でも起こり得るもの」であることを周知徹底し、定期的に児童生徒から直接状況を聞く機会を確実に設ける等、学校教育に携わるすべての関係者がいじめの兆候をいち早く察知し、解決に向け 迅速に対応します。また、問題行動等を起こす児童生徒については、教育現場での毅然とした指導を行い、いじめられている児童生徒の立場に立った取組を促進するとともに、家庭・地域や警察等の関係機関と連携・協力し、安心できる教育現場とするための体制づくりに努めます。
 生徒指導については、「七飯町生徒指導推進連絡協議会」の活動の充実を図るとともに、各学校における教育相談の実施、個人指導票等の活用による不登校の未然防止や小中連携による中1ギャップの未然防止などに取り組みます。
 不登校対策等については、これまでどおり、大中山コモン内に開設している七飯町適応指導教室「レインボー」及び各中学校に配置している心の教室相談員やスクールカウンセラーなどを通して、不登校やいじめ問題の解消を図る総合的な心のサポート推進事業の取組を推進します。
(5)学校体育と学校保健指導の充実
 各中学校において武道・ダンスが必修化となった新学習指導要領に基づき、指導内容・方法の工夫による学校体育の充実を図り、生涯スポーツの基礎づくりに努めるとともに、心の教育、性教育、食育等の推進を図り、児童生徒の健康管理に努めます。
 そのため、中学校の武道・ダンス授業のほか、運動部活動の指導において、必要に応じ外部指導者を活用するとともに、学校保健の充実のため、学校現場が主体となって、研修会や研究協議会等の開催などを行ってまいります。
(6)特別支援教育の充実
 特別支援教育支援員を引き続き各学校に配置し、児童生徒に対する支援を充実させるとともに、各学校における特別支援教育の推進をバックアップします。また、幼稚園・保育所(園)・小学校・中学校における校種間の円滑な接続を図るため、就学指導委員会と連携し、適正就学のための相談・指導の充実を図ります。
(7)体験活動の充実
 教育活動全体を通して、望ましい職業観・勤労観、職業に関する技能や知識を身に付けさせるとともに、ボランティア活動・職業体験やインターンシップを推進し、人間関係を形成する能力や自己の個性を理解し、自分への自信を育てる体験活動の充実に努めます。
(8)環境教育の充実
 児童生徒の発達の段階や家庭・地域の実態を踏まえ、ラムサール条約湿地でもある大沼を含めた環境教育の充実を図るとともに、ごみ処理と資源活用、地球温暖化防止及び二酸化炭素の削減に向けた実践的態度を育成します。
(9)国際理解教育の充実
 国際社会の一員として活躍し、信頼される人材を育成するため、外国語指導助手を継続配置し、チームティーチングによる外国語教育の充実、小学校における外国語活動の推進を図ります。さらに、外国人留学生との交流や姉妹町のアメリカ合衆国マサチューセッツ州コンコードとの交流の促進を図り、児童生徒の国際感覚や協調の精神の涵養に努めます。
(10)防災・安全教育の充実
 施設、設備、通学路の安全点検等、教職員全体で安全な学校づくりに取り組み、「事件・事故対応マニュアル」、「災害対応マニュアル」や「不審者対応マニュアル」などに基づき、実践的な防災・安全教育を推進します。さらに、地域における見守り活動や子ども110番の家、不審者情報ネットワーク等の活用により、家庭・地域・警察等関係機関と連携し、地域ぐるみで児童生徒の安全確保を図ります。
(11)食育に関する指導の充実
 児童生徒が望ましい食習慣を身に付け、自らの健康の保持促進に取り組める計画的な食育を推進し、栄養教諭による専門性を生かした指導に努めます。また、「安全でおいしい学校給食」を提供するため、衛生管理の徹底や献立・食事内容の充実を図るとともに、安全な食材の確保と地産地消の推進のため、農畜産物など地場産品の活用を図ります。
(12)育英基金制度の充実
 進学の意欲と能力がありながら、家庭の経済的な理由により高校、大学、各種学校及び大学院への進学が困難な方に対して育英資金を貸与し、将来を担う有能な人材の育成に努めます。なお、本年度は、今後の育英資金あり方について見直しを行ってまいります。
(13)小中高の連携による一貫教育の取組
 英語教育の推進を図るため、昨年5月に町内小中高等学校の教職員で組織する「七飯町小中高英語教育連携協議会」を設置し、町内小中学校及び北海道七飯高等学校との英語教育における連携型小中高一貫教育の実施に取り組んでおります。
 本年度も教員相互の授業参観、中学校における七飯高校教諭の出前授業の実施など、継続して取り組みます。
(14)学習環境の整備・充実
 教育施設の安全性・快適性の確保のため、耐震化や危険校舎の改築等を行うとともに、質の高い学校教育を推進するため、学校図書や教材備品、特に情報教育に必要な情報機器の整備などを計画的に推進します。
 本年度は、老朽化した大中山小学校の校舎及び屋内体育館の早期改築を図るため、改築のための基本設計に着手するとともに、老朽化した学校給食センターの早期改築をめざします。また、地震による落下物や転倒物から児童生徒を守るため、各小中学校の非構造部材の調査を実施し、耐震化の促進を図ります。
 町内小中学校の学校図書の充実のため、ネットワークの構築によるデータベース化の促進を図るとともに、大沼小中学校鈴蘭谷分校の教師用パソコンの更新・整備を進めます。
(15)小学校の統廃合
 児童数の減少等に伴う鶴野小学校の統廃合について、保護者と町内会の話し合いの結果、地域の皆さんの合意が得られましたので、本年度をもって鶴野小学校を閉校し、七重小学校に統合してまいります。
 

第4 生涯教育の推進

活力に満ちた七飯町として発展するためには、個性豊かで創造力に富んだ人材を育成し、生涯を通じて生きる喜びが実感できる生涯学習社会の構築が重要です。
そのため、七飯町社会教育中期計画に基づき、町民一人ひとりが地域の自然や歴史・文化に親しみながら生涯にわたり学び続けることを通じて、豊かな人間性を育むことのできる生涯学習推進体制を確立するとともに、学習機会の拡充や地域と連携した学習活動を推進します。また、子どもたちの健やかな成長のために、家庭や地域が一体となって健全育成に取り組むことのできる地域の教育力の向上に努めます。さらに、郷土の発展に欠かせない文化意識の高揚と文化財の保護・活用など、文化施策を積極的に推進します。
(1)生きがいづくりの推進
 各地域の中・高年齢世帯に対し、各地域の特性に合った事業を推進し、地域の活力を創出するとともに、生きがいを持って生活できる事業を展開します。
(2)生涯学習推進体制の整備
 時代に対応した社会教育の推進を図るとともに、町民文化祭の開催、老人大学の開講など、地域の特色を生かした生涯学習活動を支援し、生涯学習社会の実現を図ります。
(3)社会教育施設の利用促進
 生涯学習、地域づくりの拠点として、七飯町文化センター、七飯町歴史館、大中山コモン、南北海道大沼婦人会館及び各地区公民館が連携を図り、図書資料の充実や、公民館講座、各種サークル活動など各種事業の実施による多様な学習機会の提供により地域に密着した生涯学習機能の充実と行政サービスの向上を図ります。
(4)青少年の健全育成
 青少年の非行防止に努めるとともに、青少年の体験・交流活動、社会参加活動等の充実を図り、郷土を愛し、明日の七飯町を担う心豊かで心身ともにたくましい青少年の育成に努めます。
 
そのため、子どもの安全・安心で健やかな居場所づくりを推進するための「放課後子ども教室」の開設、子ども会活動やPTA活動の支援及び子どもの社会性や人間性を育むための宿泊体験、文化体験など青少年育成事業を推進します。
(5)家庭と地域の教育力の向上
 家庭教育は、子どもの基本的な生活習慣・生活能力・豊かな情操、他人に対する思いやりや善悪の判断などの基本的倫理観、自立心や自制心、社会的マナー などを身につける上で大変重要な役割を果たすことから、地域が一丸となって子どもの基本的生活習慣の確立や生活リズムの向上につながる取組を推進し、家庭の教育力の向上を図ります。
 
そのため、学校と家庭、地域が連携して基本的な生活習慣の定着化を図る「早寝早起き朝ごはん」運動を推進するとともに、家庭における生活習慣・学習習慣を確立させるための「ノーテレビ・ノーゲームデー」の推進や学校における読書活動を家庭での読書習慣につなぐ取組を推進します。
(6)芸術・文化の振興
 芸術文化、生活文化、伝統文化の各分野の振興を図り、施設の整備や既存施設の活用などによる拠点づくり、関係団体の支援・育成などを推進し、地域に根ざした個性豊かな文化の創造に努めるとともに、児童生徒に芸術文化に接する機会を提供し、情操を養い、個性の伸長を図ります。
 そのため、各種芸術文化団体等への支援を通じて、創作活動を奨励するとともに、芸術文化活動の発表の場として「パイオニアフェスティバル」、「吹奏楽祭」、「児童生徒音楽発表会」などを継続開催します。また、芸術文化活動に対する助成制度などを活用し、幅広く町民の皆さんを対象とした芸術鑑賞の機会の拡充や提供に努めます。
 本年度も前年度に引き続き、子どもの頃から芸術・文化に親しみ、情操豊かな心を育むため、町内小学校全校の4年生以上を対象に劇団四季による「心の劇場」や中学生を対象に札幌交響楽団青少年コンサートなどの鑑賞の機会を提供します。
(7)文化財の保護・管理の推進
 文化財は、風土や自然、そして、そこに住む人々の営みの中で育まれ、長い歴史の中で守り伝えられてきた町民の貴重な財産であり、適切な保護・調査と整備活用を図るとともに、普及・啓発に努めます。また、数多くの文化遺産を核に、町民との協働による郷土の豊かな歴史を活かした文化の香り高いまちづくりを推進します。
 このため、埋蔵文化財の保護と調査、史跡の保存整備に努めます。また、埋蔵文化財等の常設展示及び民俗資料の展示施設として位置づけている七飯町歴史館については、町民の文化財に対する意識の高揚を目的とした効率的な展示・活用に努めるとともに、併せて、企画展、講演会、講座等を開催し、歴史館の充実と活用を図ります。
(8)生涯スポーツの推進 
 いつでも、どこでも、だれでもが気軽にスポーツに親しみ、楽しめるよう環境整備に努めるとともに、中高年の健康づくりや子どもたちのスポーツ離れを防止し、体力向上をめざすため、初心者向けスポーツ教室の開催などスポーツの習慣化を図ります。
 このため、各種スポーツ教室、競技会などを開催するほか、町民スポーツとして親しまれているミニバレーボールや町民だれもが気軽に楽しむことができるキンボールなどのニュースポーツの普及を図るとともに、町民の自主的で日常的な健康の保持・増進を図る活動を推進する町民が主体の総合型地域スポーツクラブ「ななえスポーツクラブ『ぷらっと』」の育成・支援を行います。
 本年度の姉妹町香川県三木町と七飯町のスポーツ少年団の交流事業は、七飯町のスポーツ少年団が三木町を訪れて、野球によるスポーツ交流を行います。また、毎年5月に大沼湖畔で開催している大沼湖畔駅伝競走大会が第60回の節目を迎えることから、関係団体と協議し、本大会を北海道における陸上長距離競技の春を告げる最初の大会に位置づけ、「(仮称)第1回大沼湖畔東日本選抜高校駅伝兼第60回記念大沼湖畔駅伝競走大会」として、駅伝競技のレベルアップをめざし、陸上競技人口の底辺拡大と併せ、地域の振興を図ります。なお、平成20年度から大沼で始まった「北海道クロスカントリー七飯大会」は、平成24年度をもって終了することといたしました。
 

4 おわりに

  以上、平成25年度の教育行政方針について申し述べました。
 無限の可能性を秘めた七飯町の子どもたちは、一人ひとりが、我が町の明日を担うかけがえのない存在です。
 この子どもたちを、自立した個人として、また、社会の形成者として成長させることは、教育に課せられた大きな使命です。
 今、時代は大きな転換期にあり、家庭環境や社会情勢が急激に変化しています。このような中で、教育の一層の振興を図るためには、学校、家庭、地域社会がそれぞれの教育力を高めながら、互いに連携し、力を合わせて取り組むことが必要です。
 教育委員会といたしましては、子どもたちが明るく、楽しく、そして元気よく健やかに成長できる教育環境づくりに努めるとともに、町民の皆さん一人ひとりが健康でいきいきとした人生を過ごすことができるよう、生涯学習の環境づくりに全力で取り組んでまいりますので、重ねて議員の皆様並びに町民の皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、新年度の教育行政方針といたします。

お問い合わせ先

教育委員会
電話:0138-66-2066
FAX:0138-66-2070
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