大沼国定公園

大正4年(1915年)、4月17日には、三保の松原(静岡県)、耶馬溪(大分県)とともに、日本新三景の1つに選ばれ、昭和32年(1957年)、各方面からの大沼を国定公園にという昇格運動の後押しを受け、道に要望書を提出しました。
翌33年(1958年)7月に、道立大沼公園は13番目の国定公園の指定を受け、大沼及び駒ケ岳は国の特別保護区域となりました。
大沼という地名
大沼という地名は、アイヌ語の「ポロ・ト」からきています。「ポロ」は「大いなる」を意味し、「ト」は「湖沼」や「水溜まり」を意味します。そこで、「大湖」または「大沼」ということになり、「大沼」がとられました。因みに、小沼は「ポン・ト」から由来しています。湖の大きさ
湖 | 表面積(平方キロメートル) | 最大水深(メートル) | 平均水深(メートル) |
---|---|---|---|
大沼 | 5.12 | 12.2 | 4.7 |
小沼 | 3.8 | 5.5 | 2.3 |
蓴菜沼 | 0.75 | 4.6 | 3 |
Q 大沼湖・小沼湖・蓴菜沼は湖なのか沼なのか?
A 現在の大沼の原型は、約3~5万年前の駒ケ岳の噴火活動により、古大沼が形成され、その後の噴火活動により、大沼・小沼・蓴菜沼が形づくられました。これらの成因はそれぞれ、堰止湖・陥没湖・陥没湖となっております。(国土地理院調査資料より)
湖・沼の定義については明確なものがなく、一般的に中央部への湖岸からの植物の侵入を許さない深度(5~10メートル以上)をもつものが湖とされております。これらの資料等より、大沼は湖と判断しております。
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