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大沼の詩歌

九条 武子

 野葡萄の垂り房みのるひろき丘に人に飼われてあそべる狐

佐々木 信綱

 駒ケ岳そびやくかたの紫に水の面匂ひて夜明けぬるかな

与謝野 寛

 駒ケ岳みぎはの樺の間より裾のみ黒き雲のもとかな

与謝野 晶子

 光つつこまが嶽をばつつむなり若き五月のたくましき雲

句仏

 障子明けて暮れ行く紅葉惜しむ哉

松田 撫松

 一眸の下に百島秋晴るる

高浜 虚子

 駒ヶ嶺聳えてここに沼の春
 春水にほとりしいつか石に腰

阿部 慧月

 島々の若葉の色の皆違ふ

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