北海道と七飯町の状況
平成18年(2006年)
北海道
- 世帯数 2,599,764戸
- 人口 5,600,705人
- 北海道知事 高橋はるみ氏
七飯町
- 戸数 11,923戸
- 人口 29,025人
- 七飯町長 水嶋清氏 中宮安一氏
※人口・世帯は平成19年3月31日現在
七飯のあゆみ (平成18年(2006年))
1月
平成18年七飯消防出初式(7日)
平成18年の新春を飾る七飯消防出初式が、多くのご来賓の出席をいただき、文化センターで開催されました。閲団点検、訓練披露、災害報告に続き、ご来賓より消防団員並びに職員に対する感謝の言葉や、励ましの祝辞をいただきました。
平成18年成人式(8日)
本年の新成人者数は、男性166名、女性157名、合計323名で、式典は厳粛の中にも華やいだ雰囲気で挙行され、ご来賓のお祝いや激励の言葉などをいただき新成人は決意を新たにしておりました。
2月
第40回大沼・函館雪と氷の祭典(4日〜5日)
開催両日とも数日来の寒波も緩んだ晴天に恵まれ、昨年を上回る大勢の観光客や家族連れの来場者で大盛況となりました。メーン会場では、氷のジャンボ滑り台のほか、一般参加の11基の中雪像コンクール作品をはじめ、地元小・中学校や大沼学園などの参加を合わせて60基を超える氷雪像が会場を彩り、さらに湖上のライトアップも大変好評を得ておりました。
2006函館・大沼国際クロスカントリースキーフェスティバル(5日)
第20回目を迎えました本フェスティバルは、昨年末からの降雪と数日来の低温が続いたことにより、すばらしいコースコンディションに恵まれました。当日は、学生から最高齢86歳の幅広い年齢層で北海道国際交流協会から参加した外国人を始め、本州や道内などから200名を越える参加者があり、2時間トライアルやスキーハイクにチャレンジし、心地よい汗をかくとともに冬の大沼の自然を満喫しておりました。
3月
七飯町生活排水処理基本計画(7日)
廃棄物の処理及び清掃に関する法律に基づく「七飯町生活排水処理基本計画」を策定しましたので、議員の皆様にお配りいたします。この計画は、平成18年度から平成32年度までの15年間に亘る計画で、循環型社会を構築し、長期的・総合的視点に立った生活排水及びし尿・汚泥の処理対策を計画的に行うため策定したものです。
西大沼小学校閉校式(18日)
4人の在校生やご来賓の方など約130名の出席の下、卒業式と閉校式を西大沼小学校体育館で行いました。明治32年(1899年)の開校以来106年の歴史で幕を閉じましたが、最後の卒業生であります坂本彩花さんを多くの拍手で祝い、蛍の光の斉唱で西大沼小学校に別れを告げました。
ななえ新病院の竣工式(25日)
昨年7月より着工しておりました新病棟の竣工式が、ケアハウス豊寿と合わせて行われました。
新病棟は、地上7階地下1階建で約1万平方メートルの療育環境の整った病院であります。
町長選挙及び町議補欠選挙について(26日)
任期満了による町長選挙と欠員1名の町議会議員補欠選挙が各々2名の候補者で争われました。町長選挙の投票率などは次のとおりです。
- 選挙当日の有権者数 23,338人
- 投票者数 15,625人
- 投票率 66.95パーセント
平成14年(2002年)3月24日執行の七飯町長選挙の投票率58.89パーセントを8.06ポイント上回る結果となりました。また、町議会議員補欠選挙の投票率は、66.89パーセントでありました。
4月
春の全国交通安全運動(6日〜15日)
「ストップ・ザ・交通事故死」をメインテーマに春の全国交通安全運動が展開されました。期間中、交通安全旗の掲揚、町内巡回広報啓発、街頭立哨活動をはじめ、交通弱者対策として「独居高齢者宅訪問による啓発」、町内各小学校の6年生を対象とした「児童交通安全指導員の委嘱」にも取り組み、交通安全意識の高揚を図りました。
上藤城会館落成式(9日)
ご来賓の方や地域の方など約100名が出席し落成式を行いました。会館は、内壁に道産杉を施した集会室や調理室などを配置し、地域の諸活動の推進や福祉の向上を図ることを目的に町内12ヵ所目の地域振興会館として開館しました。
北海道知事とのまちかど対話(13日〜14日)
初日は、管内5町のまちづくりでご活躍されている5名の方々とのタウンミーティングのほか、終了後、参加町の5町長との懇談会が引き続き行われました。2日目は、渡島養護老人ホーム好日園を訪問され、施設見学のほか、みどり保育園の園児たちと交流されました。
水嶋清町長の退任
4月16日で任期を終えました水嶋清町長の退任式を議会議員、一般町民、職員など約150名が見守る中で行われました。3期12年の労いと感謝の気持ちを込めて花束を贈り、拍手でお見送りしました。
中宮安一新町長の就任(17日)
初登庁にあたり、議会議員、一般町民、職員などに歓迎された後、初登庁の挨拶をしました。8つの公約と「住みたいまち、住み続けたいまち」の実現に向けて、若さと行動力で全力を尽くしますので宜しくご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。
駒ケ岳・大沼湖水安全祈願祭(29日)
大沼観光シーズンの幕開けを告げる大沼湖水開きと駒ヶ岳安全祈願祭が大沼湖上と駒ヶ岳神社で行われました。湖上での安全祈願と湖水開きが行われた後、駒ヶ岳神社で多数の参加者とともに今年1年の駒ヶ岳の安全を祈願いたしました。
5月
第53回大沼湖畔駅伝競走大会(7日)
第53回大沼湖畔駅伝競走大会が大沼湖畔を会場として開催され、男子84チーム、女子15チーム、合わせて99チームの参加があり、453人の選手が日頃の練習成果を発揮し健脚を競い合いました。
小中学生創才教育推進会結成
5月15日に函館市内において函館圏小中学生創才教育推進会が結成され、来る8月17、18、19日に大沼国際セミナーハウスにおいて第1回全日本小中学生創才セミナーが開催されることになりました。全日本小中学生創才セミナーは、財団法人数理科学振興会や算数オリンピック委員会が主催し、算数オリンピック大会には約3,800人が参加、その中から選抜された約40名の英才と、地元小中学生60名の計100名が机を並べて学ぶユニークな試みであり、講師にはハーバード大学名誉教授の広中平祐先生や早稲田大学理工学部教授のピーター・フランクル先生など著名な数学者やはこだて未来大学の先生方も予定されております。
渡島信用金庫赤松街道支店オープニングセレモニー
町内大川3丁目に渡島信用金庫赤松街道支店が5月24日に開店しました。オープニングセレモニーに助役が出席し、出店の御礼と地域に愛される信用金庫となられますよう祝辞を述べております。また、6月1日に伊藤理事長及び支店長らが来庁し、社会福祉充実のために500万円を寄附していただきました。寄附採納の目的を達成するために有効に活用させていただきます。
6月
函館大沼プリンスホテルの存続方針(13日)
プリンスホテル会長、他関係者6名が来庁し、株式会社プリンスホテルの事業概況と再建策を説明され、大沼のホテル、ゴルフ場は継続し、函館七飯スキー場は売却の方針であることを話されました。
J1川崎フロンターレの強化合宿(23日〜7月1日)
サッカーのJ1チーム川崎フロンターレの合宿が9日間の日程で東大沼のトルナーレを会場に行われました。選手35名、スタッフ18名の総勢53名が参加し、期間中は肌寒い気候でありましたが予定どおりの練習メニューを消化したほか、コーチ陣による小学生と中学生90名の参加の下、サッカー教室も実施されました。
7月
コンコード町民グループ来町(1日〜7日)
姉妹都市の米国マサチューセッツ州コンコード町からコンコード・カーライル高校やウィラード小学校の教員など11名の町民が来町されました。一行は、町内にホームステイをしながら滞在し、この間、町内の施設見学や七飯高校、峠下小学校、大沼小学校などを訪問し交流を深めました。また、来年は、姉妹提携10周年を迎えることや、4月には、コンコード・カーライル高校の吹奏楽団約100名が来町する予定となっており、関係者との打ち合わせも行い7月7日に離町しております。
積水化学・セガサミー陸上競技部強化合宿(4日〜22日)
積水化学女子陸上競技部の選手8名、スタッフ4名の総勢12名が7月4日から9日間の日程で大沼湖畔を中心に強化合宿を行い、練習メニューを消化しました。
また、セガサミー陸上競技部は、7月13日から10日間の日程で選手9名、スタッフ4名の総勢13名で合宿し、大沼湖畔での走り込みをしております。
七飯町老人クラブ連合会設立40周年記念式典及び祝賀会(5日)
七飯町老人クラブ連合会が昭和42年(1967年)5月に誕生して以来、40年の歳月を重ね、去る7月5日七飯町文化センターにおいて200余名の出席により盛大に40周年の記念式典が開催されました。
渡島支庁長・渡島気象連絡協議会合同農作物生育状況調査
渡島支庁長と渡島気象連絡協議会の合同の農作物生育状況調査が、7月21日に北斗市と七飯町の4施設などで行われました。七飯町では、果樹生産者の宮田宏之さん(清香園みやた)のほ場を成田一憲支庁長ら約30人が訪れ、サクランボとリンゴの生育状況を確認しました。リンゴは日照不足の影響が出ており、例年より2日程度遅れているが、天候次第で回復の余地は十分あるとの話でありました。
道新スポーツ旗・北電カップ第38回全道サッカー少年団大会(27日〜30日)
晴天に恵まれ、第38回全道サッカー少年団大会が七飯町東大沼多目的グラウンド「トルナーレ」、JR流山温泉スポーツ広場、鹿部町山村広場多目的グラウンドを会場に、全道各地区を勝ち抜いた34チーム、780名の参加のもと開催されました。
第97回大沼湖水まつりの開催(29日〜30日)
大沼の夏を彩る「第97回大沼湖水まつり」が灯篭流しをメーンとして、大沼公園広場で開催され、ふわふわ、かるがも自転車、遊覧船の無料開放や、伝統の灯篭流し、勇壮な花火大会など、多くの行楽客で賑わいました。
8月
三木町小学生との交流(4日〜7日)
三木町の児童30名、引率者5名が3泊4日の日程で七飯町を訪問しました。平成10年(1998年)8月に始まった小学生交流事業は隔年で各町を訪問しておりますが、三木町からの訪問は5回目です。児童はホームステイの家庭の児童と一緒にネイパル森で、ジンギスカン、キャンプファイヤー等で交流し1日目を終え、次の日大沼でのカヌー・パークゴルフの体験後、ホームステイ先に向かい七飯町の家族や児童との交流を2日間楽しみました。
平和大使の広島派遣(5日〜7日)
町では昭和63年(1988年)「核兵器をなくする平和宣言の町」を宣言して以来、平和教育等に取り組んでまいりました。今年で5回目になりますが、次代を担う子供たちに、核兵器の廃絶と世界の恒久平和を祈念し、原爆資料館等での研修を通じて、平和の尊さ、大切さを体験してもらうため、町内中学生8名を広島市に派遣いたしました。
七飯町平和祈念祭(15日)
渡島保健福祉事務所、町議会議員、町内教育関係者、遺族会の会員、平和大使など約100名の参加のもと、平和祈念の碑の前にて、戦没者、原爆死没者の冥福と恒久平和を祈りました。
全日本小中学生創才セミナーin大沼(17日〜20日)
算数オリンピック大会で選抜された全国の小中学生40名と道南の小中学生88名とが大沼国際セミナーハウスを会場として広中平祐氏やピーター・フランクル氏などを講師に迎え、創才セミナーが行われました。20日の夜には参加者一同でバーベキューパーティーや推理ゲーム大会等も行われました。
第33回全日本中学生陸上競技選手権大会(21日)
四国各地で全国中学体育大会が開催されましたが、8月21日に香川県丸亀市で行われた全日本中学校陸上競技選手権男子400メートル決勝で大中山中学校3年の柳沢純希君が日本中学校記録を0秒12縮める48秒25をマークし、14年ぶりに中学校の記録を更新し優勝しました。同時に、「男子優秀競技者」の文部科学大臣賞も受賞しました。
茶道裏千家前家元 千玄室大宗匠による茶会の開催と流政之作彫刻「もどり雲」の除幕(24日)
彫刻家、流政之さんの作品「もどり雲」の除幕式と、茶道裏千家前家元 千玄室さんの茶会が流山温泉彫刻公園で行われました。お二人は、土浦海軍航空隊で特攻隊員としての訓練を受けていた戦友で、戦場に散った戦友たちが安らかに戻れる場所となるよう名づけられた作品を前に、約48年ぶりの再会に感慨を深くされていました。
第22回全国小学校陸上競技交流大会 (26日)
平成18年8月26日、国立競技場で開催された第22回全国小学校陸上競技交流大会で大中山小学校の工藤遼斗君(大中山陸上クラブ)が5年男子100メートルで12秒72のタイムで見事優勝しました。
第7回大沼陶芸まつりの開催(26日〜27日)
全道の窯元が集う「第7回大沼陶芸まつり」が大沼公園広場で開催され、お目当ての陶器を買われる方、鑑賞する方、ろくろ体験をされる方など多くの陶芸愛好者で賑わいました。
9月
第5回トルナーレチャレンジカップU-12の開催(16日〜17日)
第5回トルナーレチャレンジカップU-12大会は9月16日・17日の両日、28チーム、選手470名が参加して行われ、地元大中山サッカー少年団が見事初優勝を飾りました。大会には札幌市、滝川市などから管外5チームも参加して熱戦が繰り広げられました。
10月
大沼グレートラン・ウォーク(15日〜16日)
大沼グレートラン・ウォークが開催されランニングには約700名、ウォーキングには約200名が参加し紅葉の大沼で爽やかな汗を流しておりました。また、13日から15日までは、大沼紅葉まつりも開催され、公園広場は紅葉の大沼を楽しむ人々で賑わいました。
中高校生海外交流研修事業(16日〜26日)
今年度で12回目となる中高校生海外交流研修事業に、中学生5名、高校生2名、私を含め大人7名の計14名が姉妹都市アメリカ・マサチューセッツ州・コンコード町を訪問しました。生徒たちは、コンコードでのホームスティや地元の高校に通学し授業に参加するなど、文化や習慣の違いを実感し、たくさんの貴重な体験を通じて大きく成長されたことと思います。また、来年は姉妹提携10周年を迎えることから、記念式典の打合せなども行って参りました。
国際交流員の採用(27日)
新しい国際交流員にアメリカ・マサチューセッツ州・コンコード町からウィットニー・ウォレンさんが着任しました。昨年、マサチューセッツ大学アマースト校を卒業し、中央アメリカやイタリアでの留学経験があり、スペイン語、イタリア語も話せ、多彩な趣味を持ち、ラグビー、ソフトボールなどのスポーツも万能な方です。
七飯町民文化祭(各地区含む)(28日〜29日)
第47回七飯町民文化祭が、10月28日・29日の両日、文化センターと歴史館の2会場で、日頃の文化活動の成果として作品発表と団体・個人の自慢の歌や踊りなどの芸能発表を行い、多くの来館者がわが町の文化・芸術を堪能しておりました。また、10月14日・15日は大中山町民文化祭、21日・22日は藤城地区町民文化祭及び大沼地区文化祭、10月4日・5日は峠下地区文化祭がそれぞれ開催され、日頃のサークル活動や公民館講座での成果を作品や芸能として発表しておりました。
ななえグリーンフェスタ(15日〜16日)
七飯町の基幹産業である農業の振興と地域に住む生産者と消費者とのふれあいの場として、毎年開催されております「ななえグリーンフェスタ2006」は、心配されました天候にも恵まれ、試食・試飲のコーナーなど会場内は昨年より多い来場者により賑わいました。
国営農業用水再編対策事業大野平野地区起工式(30日)
渡島平野の老朽化した農業用水路などを再編整備する国営事業の着工式が峠下の北電発電所前広場で行われました。同事業は函館市・北斗市・七飯町の2,454ヘクタールにわたり、用水路38ヵ所を整備するなど、2014年度までの9ヵ年の工期と180億円の総事業費が計画されており、当日は渡島土地改良区や函館開発建設部、関係自治体など事業関係者約80人が事業の安全を祈願いたしました。
11月
七飯町功労者表彰式(3日)
平成18年度七飯町功労者表彰式が、11月3日七飯町文化センターにおいて開催されました。文化功賞を地方自治の進展にご功績のあった水嶋清さんが受賞されました他、町表彰条例による表彰者個人13名、団体1団体、感謝状贈呈者個人3名、団体7団体、特別奨励賞受賞者個人1名、奨励賞受賞者個人1名、団体3団体が表彰されました。
移動町長室の開催(6日〜9日)
町民の皆さんの声を町政に活かすため、本町、藤城、大沼、大中山4地区で移動町長室を開催いたしました。4日間ともあいにくの雨模様の天気でしたが、延べ約260人の皆さんに足を運んでいただきました。町民の皆さんからは、子どもたちの安全対策、観光振興対策、防災対策、失業問題など生活に密着した意見・要望が数多く寄せられました。
12月
日乃出食品(株)竣工祝賀会(7日)
七飯町緑町に進出してきました、豆腐製造業の日乃出食品(株)の竣工祝賀会が、函館市内で行われました。工場は11月22日より稼動し、従業員の新規雇用も生まれております。地元に愛される企業づくりを目指しており、これからの益々のご繁栄を申し上げます。
函館七飯スキー場の売却(8日)
函館七飯スキー場の今後について、プリンスホテル大野会長が来庁し、新聞に報道されたとおり、譲渡先がシティグループ・プリンシパル・インベストメンツ・ジャパン(株)に決定し、心配しておりました営業の継続と従業員の雇用も承継されるとの報告でありました。
七飯町安全・安心パトロール出陣式の挙行(27日)
職員の外勤時に使用する公用車35台に青色防犯灯を装着し、「安全・安心パトロール」に取り組むこととしました。事業の開始にあたり、函館中央警察署をはじめ、町内会連合会、防犯協会七飯支部、暴力追放推進協議会七飯支部の役員や小中学校長など多数の来賓出席の下、文化センターで出陣式を執り行いました。