コンコード町の概要
- トップページ
- 行政情報
- 国際・国内交流
- コンコード町との交流
- コンコード町の概要
位置
北緯42度、西経71度。マサチューセッツ州の東北部、大西洋岸の古都ボストン市から北西約30キロで、ミドルエセックス郡のボストン周辺都市ゾーンに位置しています。面積
コンコード町67.3平方キロ:七飯町216.75平方キロ人口
コンコード町18,491人(2020年)※七飯町 27,544人(2023年12月末)自然
コンコード川が流れ緑豊かな典型的な大都市郊外の町。南部にはヘンリー・ソローが住んでいたウォールデン湖があり、世界中から観光客が訪れます。1月平均気温マイナス4.3度、7月平均気温21.8度、冬の気候は北海道と良く似ています。9月下旬から10月中旬は「インディアンサマー」と呼ばれる暖かい晴天の日が続き、紅葉の美しい最高の季節を迎えます。
歴史
「独立戦争勃発の地」
1620年頃、ヨーロッパから渡ってきたキリスト教徒の13家族が、インディアンたちと衝突もなく穏やかに土地を買い取り住み着いた。コンコードとは「協調」の意味で、町名の由来ともなっています。
1635年に町となり、1774、5年の最初の州議会はコンコードで開催されています。1775年4月19日、アメリカ独立戦争最初の衝突が、コンコード川に架かるノースブリッジで起きました。農民兵(ミニットマン)とコンコードにある植民地軍の弾薬や軍需品を破壊するためボストンより赴いた英国軍との戦闘です。
コンコードの戦いはアメリカ独立への第1歩としてアメリカ史に深く刻まれており、戦場跡はミニットマン国立公園となっています。
産業
19世紀中頃より鉄道が敷かれ商業都市となり、また酪農や果物の産地としても発展しました。コンコードぶどうは特に有名です。現在は、電気試験部品、家具、精密機械等の製造が行われています。
文化
コンコードは、多くの文学者が住んでいた町として全米に知られています。「自然」 「超越主義」のラルフ・エマーソン、「緋文字」のナサニエル・ホーソーン、「ウォールデン~森の生活~」「市民的不服従」のヘンリー・デイヴィッド・ソローそして「若草物語」のルイーザ・メイ・オルコットらのホームタウンとなり、やがてその輝かしい活動は、「ニューイングランドの華」と呼ばれ、大衆の憧れの的になりました。町内にはこれら著名人の足跡を残す施設が多くあり、ホーソーンが住んでいた旧牧師館やオルコットが住んでいたオーチャード・ハウス、エマーソンが住んでいたエマーソンハウスなどが有名で、訪れる観光客も多い。
また、彫刻家のダニエル・チェスター・フレンチも住んでいましたが、ノースブリッジにある「ミニットマン」像や、ワシントンにある「リンカーン」像などはコンコードの人々の誇りであり、文化の町としても良く知られる所以です。
お問い合わせ
政策推進課交流推進係
電話:0138-65-5792
FAX:0138-66-2054
Eメール:124-kouryu-s@town.nanae.hokkaido.jp