北海道駒ヶ岳活動状況(令和7年3月分)
北海道駒ヶ岳活動状況[令和7(2025)年3月]
令和7(2025)年4月8日 札幌管区気象台(地域火山監視・警報センター)発表全般概要
北海道駒ヶ岳の火山活動は概ね静穏に経過しており、噴火の兆候は認められません。なお、噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)の予報事項に変更はありません。
噴気などの表面現象の状況
山頂に設置した監視カメラでは、昭和4年火口でごく弱い噴気を観測しました。昭和4年火口でごく弱い噴気を観測した日数は、2021年頃と比べて明瞭に増加していますが、山麓に設置した監視カメラによる観測では、引き続き、噴気が観測されることはまれであり、明瞭な活発化は見られていません。地震及び微動の発生状況
火山性地震は少なく、地震活動は低調な状態です。火山性微動は観測されていません。
地殻変動の状況
GNSS連続観測では、2024年1月以降、特段の変化は認められていません。長期的には山頂火口原付近を挟む基線で断続的に伸長傾向が続いています。※GNSS(Global Navigation Satellite Systems)とは、GPSをはじめとする衛生測位システム全般を示す呼称です。
火山の状況に関する解説情報
PDF北海道駒ヶ岳の火山活動解説資料 (1.2MB)(令和7年3月分[定期]、4月8日札幌管区気象台発表)※平成28年(2016年)12月21日より、気象庁ホームページに北海道駒ヶ岳の火山観測データが掲載されることとなりましたので、火山活動状況の把握等に活用願います。

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お問い合わせ
情報防災課
電話:0138-65-5797
FAX:0138-66-2054
Eメール:jouhoubousai@town.nanae.hokkaido.jp