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栄養士だより

食育ってなに?

 「食育」とは、生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり、様々な経験を通じて「食」に関する知識を習得し、自分で「食」を選択する力を身につけることで、健全な食生活を実践することができる人間を育てることです。

6月は食育月間     

 食育の基本的理念が定められている「食育基本法」が成立した月が、平成17年(2005年)6月であること、また、新年度や新生活がはじまって落ち着き始める時期であり、進学や就職、転勤などの影響が少ない時期でもあることから、6月が食育月間となりました。

毎月19日は食育の日でもあります

 食育の「育(いく)」という言葉が「19」という数字を連想させること、また「食」という言葉も「しょ→初→1、く→9」ということで、「19」を連想させることから、19が食育の日となりました。
 以上のことに加え、国の第一回食育推進会議が平成17年10月19日に開催されたことにも配慮しているそうです。

食品ロス削減にも取り組みましょう ~どさんこ愛食食べきり運動~

PDF今日から実践!家庭でできる食品ロス削減 (319.3KB)


食事で免疫力を強化!!

新型コロナウイルス感染症の影響で、家で過ごす時間も増え、ますます日々の食事の重要性が高まっています。
「毎日気を付ける」ことは難しくても、「やれそうなことを気を付ける」ことは出来るのではないでしょうか。日々の食事で食べたもので私たちの体は作られているからこそ、未来の自分のために食べて出来ることを少し頑張ってみませんか?
 

~免疫力アップの4つのポイント~

1.腸管免疫力をアップ

全身の免疫細胞の約6~7割は腸にあると言われています。これらの免疫細胞が元気に働けるように、腸内環境を整えましょう。

腸内環境をよくする食べ物

  • 食物繊維を多く含む食べ物
    (野菜、果物、海藻類、いも類、豆類、こんにゃく、きのこ類)
  • 発酵食品
    (味噌、醤油、納豆、漬物、塩辛などの古くからある日本の食品のほか、ヨーグルト、チーズ、キムチ、ナンプラーなど)

2.平熱を36度台にキープ

体温が1度下がると免疫力は約30%低下すると言われており、個人差はありますが一般的に平熱が35.5度~36度未満になると低体温の始まりと言われています。低体温になると便秘にもなりやすく、免疫力が下がり更にはアレルギー症状なども出やすくなります。常に体温を36度台に保ち、身体を冷やさないような食事を心がけましょう。>/>

体温を上げてくれる食べ物

  • 香味野菜
    (唐辛子、ニンニク、生姜、ミョウガ、山椒など)
  • スパイス
    (ターメリック、シナモン、クローブ、カルダモンなど)

3.筋肉量を増やす

基礎代謝量(眠っている時にも消費されるエネルギー)が低い人は体温も低く、免疫力も低下してしまいます。基礎代謝量を上げるためには、筋肉量を増やすことが大事です。運動ももちろん大切ですが、筋肉の材料になるたんぱく質を食事で十分にとることが重要です。筋肉を増やす食事を心がけましょう。

筋肉の材料になる食べ物

  • たんぱく質を多く含む食べ物
    (肉、魚、卵、大豆製品、乳製品など)
  • ビタミンB6を多く含む食べ物
    (にんにく、ピスタチオ、大豆、ごまなど)

4.ストレス耐性を高める

免疫力を低下させる最大の原因の一つがストレスです。ストレスに負けない体をつくる助けになるのが「抗ストレスビタミン」です。ストレスで体内に増える活性酸素から体を守ってくれる「抗酸化食品」も合わせて摂りましょう。

ストレスから体を守ってくれる食べ物

  • ビタミンA、C、E
    (緑黄色野菜、柑橘類、ごまなど)
  • 抗酸化食品
    (緑茶、赤ワイン、そば、鮭、トマト、オリーブオイルなど)
食育月間をきっかけに、毎日の食事を振り返ってみましょう! 


PDF【訂正とお詫び】 (225.0KB)   
※令和2年8月に同ホームページにて「じゅんさい」を用いた簡単ヘルシーレシピを掲載しておりましたが、内容に誤りがあることがわかりましたので、訂正させて頂きます。

訂正前:この独特の食感を作る成分の中にムチンという栄養素が含まれており、血糖値の…
訂正後:この独特の食感の中に含まれる成分が血糖値の…

 

七飯町での食に関する事業

  • 簡単ヘルシーレシピの配布:管理栄養士が作成した簡単でおいしい「簡単ヘルシーレシピ(1食500キロカロリーメニュー)」を町内の公共施設(七飯町役場、出張所、大中山コモン、アップル温泉など)で配布しています。ご自由にお持ちください。
  • 栄養相談:管理栄養士が保健センターにて、もしくはご自宅に訪問して栄養相談を行っています。今の自分にとって必要な食べ物、控えたほうが良い食べ物について一緒に確認しませんか?
  • 栄養・食事で気になることがありましたら、いつでもご連絡ください。
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お問い合わせ

健康推進課保健管理係

電話:0138-66-2511

FAX:0138-66-3955

Eメール:343-hoken-k@town.nanae.hokkaido.jp

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