地域おこし協力隊を募集します

【七飯町について】
　七飯町は、北海道南部の渡島半島に位置し、北海道の表玄関である函館市や北海道新幹線新函館北斗駅を有する北斗市に隣接した人口およそ28,000人の町です。
　基幹産業は「農業」と「観光業」。特に「農業」は、国内において西洋式農法をいち早く取り入れた歴史を持ち、江戸時代の末期から明治時代にかけての函館開港に伴い、函館に寄港した外国船に食料を供給するため西洋の農産品などの試験栽培が盛んに行われ、皆さまにとってもなじみが深い「りんご」や「男爵イモ」などを日本で初めて栽培した町でもあるほか、「観光業」は、町北部の景勝地である大沼国定公園を中心に、古くから北海道リゾート発祥の地として知られ、大正４年には日本新三景に選定されるなど気候・風土・自然環境に恵まれております。
　また、商工業は、卸売業・小売業をはじめ、建設業、宿泊業、サービス業が盛んであり、町ではこうした分野を活性化するため様々な支援を行っております。
　七飯町は、こうした歴史や風土により、現在もなお高品質な農畜産品を産出しており、実際にこれらの産品を手に取った方から高い評価を得ている一方で全国的な認知度は未だ低く、また、大沼国定公園には毎年多くの観光客に訪れていただいているものの、「七飯町」として認知されていないことから、より一層の情報発信等によるPRや新たな特産品の開発及び掘り起こし、観光地としてのリピーター創出に向けた満足度が高い体験プログラムの造成などが課題となっております。
　さらには、近年は町内事業者において少子高齢化に伴う担い手不足や後継者問題が課題となっており、隊員活動を通じ町内事業者と交流を深める中で事業者が抱える課題やニーズを掬い上げる活動を地域おこし協力隊の皆様に行っていただきたいと考えております。