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アメリカシロヒトリの防除について

2024年9月5日

アメリカシロヒトリの防除


 アメリカシロヒトリは、毒針毛を持っていないためヒトへの直接的な被害はありませんが、幼虫時に樹木の葉の食害や建物に付着するなど問題を起こします。
 卵は卵塊として葉の裏に産み付けられ、幼虫は糸を袋状に張った巣から分散し、葉の食害や家屋の壁面を這うなどの行動をします。

 個人で所有する土地の樹木につきましては、個人の責任において防除していただくようお願いしておりますが、防除する際の参考として下記の情報提供いたしますので、ご活用ください。


発生時期など

 気象条件により異なりますが、通常は6月中旬から下旬と、8月中旬から9月上旬の年2回、発生しやすい時期があります。
 この時期を目安にして、所有している土地の中でアメリカシロヒトリが発生していないか、確認をお願いします。特に落葉樹を好んで産卵しますので、注意してください。


防除方法

 駆除は早期に行うことが好ましく、踏みつぶすことが一番自然にやさしい駆除方法です。
 幼虫の巣はクモの糸が絡んだような袋状であり、巣から幼虫が分散した後は薬剤を散布して防除してください。
 薬剤の種類は、ディプテレクス乳剤1,500倍液(水15リットルに原液10cc)や、スミチオン乳剤1,000倍液(水10リットルに原液10cc)が市販で手に入りやすく、防除に有効です。詳細は農薬販売店などにお問い合わせください。
 ご自身で防除作業ができない場合は、専門業者に作業を依頼してください。

お問い合わせ

環境生活課

生活環境係
電話:0138-65-2516
FAX:0138-65-9280
Eメール:322-seikatsu-k@town.nanae.hokkaido.jp

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